2次象牙質
虫歯があります
断面図です
かなり深い虫歯で神経に近いです
虫歯を削って金属の詰め物が入りました
角の部分が神経に近いため、しみる症状が残りました
神経が自分で身を守ろうと反応しています
神経の空間の天井の部分に壁を作り、距離をとりました
詰め物と神経の距離が離れた為、しみなくなりました。
この様に歯の神経には、刺激を遮断する為に内面の壁を厚くする機能があります。
2次的に出来る象牙質ですので、2次象牙質と呼ばれています。
金属の詰め物や被せ物を入れた後にしみていた症状が、時間と共に感じなくなるのは
この様な神経の防御機構のおかげなのです。