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インフルエンザウイルス感染における口腔細菌の影響

インフルエンザの季節になると、毎年多くの人が感染します。

このインフルエンザウイルス感染に、実は口腔内の細菌が深く関わっていることをご存じでしょうか?

 

【口腔細菌がインフルエンザ感染に与える影響】

口腔内には数百種類もの細菌が常在しており、その中でも歯周病菌と呼ばれる細菌がインフルエンザウイルス感染に大きく影響を与えていることがわかっています。

・ウイルスの細胞への付着を促進: 歯周病菌は、インフルエンザウイルスが私たちの細胞に付着しやすくする働きがあります。

・ウイルスの増殖を助ける: 一部の歯周病菌は、インフルエンザウイルスの増殖を促進させる酵素を持っています。

・免疫機能を低下させる: 歯周病菌は、私たちの免疫機能を低下させるため、インフルエンザウイルスに対する抵抗力を弱めてしまいます。

 

【口腔ケアがインフルエンザ予防に重要】

これらのことから、口腔内の清潔を保ち、歯周病を予防することは、インフルエンザ予防にもつながることがわかります。

・歯磨き: 毎日丁寧に歯磨きを行い、歯垢や歯石をこまめに除去しましょう。

・歯間ブラシ: 歯ブラシだけでは届きにくい歯間を歯間ブラシで清掃しましょう。

・歯科医院での定期検診: 定期的に歯科医院を受診し、歯周病の早期発見・治療を行いましょう。

 

インフルエンザ予防には、ワクチン接種や手洗いうがいが重要ですが、口腔ケアも忘れてはいけません。

口腔内の清潔を保つことで、インフルエンザウイルス感染のリスクを下げ、健康な毎日を送ることができます。

 

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