コロナ明け、ゴルフ肘に要注意!自宅やラウンド中にできるストレッチ法
コロナ禍で運動不足になった方も多く、再開したゴルフで「ゴルフ肘」に悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ゴルフ肘は、肘の内側にある筋肉や腱に繰り返しの負荷がかかることで起こる炎症で、痛みや動きの制限を引き起こします。
ゴルフ肘の予防・改善には、ストレッチが効果的です。自宅やラウンド中にも簡単にできるストレッチをご紹介します。
ゴルフ肘になる原因
- スイングフォームの乱れ: グリップを握り込む力が強すぎる、手首のスナップを効かせすぎるなど、間違ったスイングフォームはゴルフ肘の原因となります。
- 準備運動不足: ウォーミングアップなしでいきなりゴルフを始めると、筋肉が冷えた状態で運動するため、怪我のリスクが高まります。
- オーバーユース: 練習のしすぎやラウンドの回数が多すぎると、肘に過度な負担がかかり、炎症を引き起こすことがあります。
ゴルフ肘の症状
- 肘の内側の痛み
- 物を持つときや握るときの痛み
- 肘を曲げ伸ばしするときの痛み
自宅でできるストレッチ
- 前腕のストレッチ:
- イスに座り、片腕を伸ばして手のひらを上に向けます。反対の手で指をゆっくりと後ろに引きます。
- 手のひらを下に向け、反対の手で指をゆっくりと前に引きます。
- 各15秒×3回を目安に行います。
- 上腕三頭筋のストレッチ:
- 片腕を後ろに回し、反対の手で肘を掴んでゆっくりと引きます。
- 各15秒×3回を目安に行います。
- 手首のストレッチ:
- 片手を前に出し、指を下に向け、反対の手で指先をゆっくりと押します。
- 指を上に向け、反対の手で指先をゆっくりと押します。
- 各15秒×3回を目安に行います。
ラウンド中にできるストレッチ
- クラブを使ったストレッチ:
- クラブを両手で持ち、肩の高さまで上げ、ゆっくりと後ろに回します。
- クラブを両手で持ち、肩の高さまで上げ、ゆっくりと前に回します。
- 各10回を目安に行います。
- 体幹のストレッチ:
- 両足を肩幅に開き、片手を頭上に伸ばし、反対の手を足の外側に伸ばします。
- 体をゆっくりと左右に捻ります。
- 各10回を目安に行います。
ゴルフ肘予防のためのその他対策
- 正しいスイングフォームを身につける: プロのレッスンを受けるなどして、正しいスイングフォームを習得しましょう。
- ウォーミングアップをしっかり行う: ゴルフを始める前に、必ずウォーミングアップを行い、筋肉を温めてからプレーを始めましょう。
- 休息をしっかりとる: 痛みを感じたら無理せず休息を取り、悪化を防ぎましょう。
- アイシング: 痛みが強い場合は、アイシングを行うと炎症を抑える効果が期待できます。
- 専門医への相談: 症状が改善しない場合は、整形外科を受診し、適切な治療を受けましょう。
まとめ
ゴルフ肘は、適切なストレッチやケアを行うことで予防・改善が可能です。
自宅やラウンド中に簡単にできるストレッチを習慣化し、楽しいゴルフライフを送りましょう。