不適合な入れ歯を使い続ける問題点
不適切な入れ歯を使用し続けることは、いくつかの健康上の問題を引き起こす可能性があります。
以下はその一例です
1.口内の炎症や潰瘍:
入れ歯が適切に合っていない場合、変な摩擦や圧力が生じ、口内の粘膜に炎症や潰瘍を引き起こす可能性があります。
これにより口内が痛み、不快感や食事に問題を引き起こすことがあります。
2.食事の制限
不適切な入れ歯は咀嚼力や嚥下能力を低下させる可能性があり、食事の制限をもたらすことがあります。
栄養不足や体重減少などが懸念されます。
また、糖尿病の方の場合食事療法が必要でも食べられるものが制限されて、血糖値のコントロールがうまくいかない場合もあります。
3.口臭や歯周病のリスク
入れ歯が適切に清潔に保たれていない場合、細菌が繁殖しやすくなり、口臭や歯周病のリスクが高まります。
4.不適切な顎の位置
入れ歯が適切でないと、顎の位置が不安定になり、顎関節症などの問題が生じる可能性があります。
他に、変な位置での噛み癖が付いて噛み合わせに不調和が生じることもあります。
5.口の形や噛み合わせの変化
長期間にわたり、不適切な入れ歯を使用し続けると、口の形や噛み合わせが変化する可能性があります。
これにより、歯茎の土手が変に吸収し入れ歯がさらに使いにくくなります。
6.精神的な影響
不適切な入れ歯が原因で口内のトラブルが続く場合、患者はストレスや不安を感じる可能性があります。
口腔の健康は全体の健康と密接に関連しているため、不快な症状が継続すると、精神的な健康にも影響を与えることがあります。
これらの理由から、入れ歯の不具合がある場合は、専門家である歯科医に相談し、適切な修理や調整を行うことが重要です。
また、定期的な歯科検診やクリーニングも口腔の健康を維持するために重要です。